最近観たオススメの映画2本

映画『新聞記者』『WILDLIFE』の2本がオススメです。

特にポール・ダノ初監督映画の『WILDLIFE』良かったなぁ~。。

『新聞記者』

「怪しい彼女」などで知られる韓国の演技派女優シム・ウンギョンと松坂桃李がダブル主演を務める社会派サスペンス。東京新聞記者・望月衣塑子の同名ベストセラーを原案に、若き新聞記者とエリート官僚の対峙と葛藤をオリジナルストーリーで描き出す。

東都新聞の記者・吉岡エリカのもとに、医療系大学新設計画に関する極秘情報が匿名FAXで届く。日本人の父と韓国人の母のもとアメリカで育ち、強い思いを秘めて日本の新聞社で働く彼女は、真相を突き止めるべく調査に乗り出す。一方、内閣情報調査室の官僚・杉原は、現政権に不都合なニュースをコントロールする任務に葛藤していた。そんなある日、杉原は尊敬するかつての上司・神崎と久々に再会するが、神崎はその数日後に投身自殺をしてしまう。真実に迫ろうともがく吉岡と、政権の暗部に気づき選択を迫られる杉原。そんな2人の人生が交差し、ある事実が明らかになる。監督は「デイアンドナイト」の藤井道人。

ドキュメンタリーディレクターの森達也が企画協力してるんですよ、この作品。

あくまでフィクションですが、参議院選挙前の上映ということで、参院選へも影響があるのでしょうか…!

そう!選挙、今週日曜日ですよ!みなさん!!

『WILDLIFE』

「スイス・アーミー・マン」などの個性派俳優ポール・ダノが初メガホンを取り、「ドライヴ」のキャリー・マリガンと「ナイトクローラー」のジェイク・ギレンホールが夫婦役を演じた人間ドラマ。ダノが「ルビー・スパークス」で共演したパートナーのゾーイ・カザンと共同で脚本・製作も手がけ、ピュリッツァー賞作家リチャード・フォードの小説「Wildlife」を原作に、幸せな家庭が崩壊していく様子を14歳の息子の姿を通して描き出す。

1960年代、モンタナ州の田舎町で暮らす少年ジョーは、仲の良い両親ジェリーとジャネットのもとで慎ましくも幸せな毎日を送っていた。ところがある日、ジェリーがゴルフ場の仕事を解雇され、山火事を食い止める危険な出稼ぎ仕事へと旅立ってしまう。残されたジャネットとジョーもそれぞれ仕事を見つけるが、生活が安定するはずもなく、優しかったジャネットは不安と孤独にさいなまれるようになっていく。

私個人の感想ですが、ストーリーの構成がしっかりしているというか、よく考えて作られています。決して派手な映画ではないですが、とても面白い 。映像も寄りの画も引きの画も、どちらも素晴らしかったです。ポール・ダノらしいというか、何というか、切ない切ないあたたかい作品でした。

どちらの作品も、まだ京都の映画館で上映中です!!

まだ、上映終了にはならないと思いますが、ご覧になりたい方はお早めに!

(txt:ゆり)


    fromKYOTO

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