絵本の可能性
最近暑くて新しいことに挑戦する気力もわかない・・・そんな時は涼しい場所で本や映画をみることで知識を蓄えたり新しい好きなことを見つけるチャンスだと思いましょう!
今回は面白い絵本をご紹介します。
絵本は子どもの読み物、そう思っていませんか?確かに絵は子どもが好きそうな可愛いタッチで描かれたものが多いです。でも、大人が読んでも結構楽しいものも多いんです。せっかくなら大人も子どもと一緒に読んで楽しめる絵本がいいですよね。
そういったものをいくつか見つけたのでご紹介します!
(表紙をクリックすると外部サイトに飛びます)
(作:キム・フォップス・オーカソン、絵:エヴァ・エリクソン)
死ぬってどういうこと?両親に聞いてみてもいまいちぴんとこない。そんな中亡くなったおじいちゃんがおばけになって出てきます。忘れ物があるらしく、その忘れ物がなんなのか二人で考えます。その忘れ物とは・・・
死ぬとはなんなのか。実は大人もよくわかっていないと思います。重いテーマのように見えますが暗くなくて読みやすいです。優しいけど切なく、涙が出てきそうになります。
女の子が生まれてすぐ火をともされたロウソク。女の子とその家族を優しく照らすロウソクの光は少し頼りなくも見えますがとても暖かい。いつも大切な時に灯されるロウソクは女の子が成長するにつれ溶けて小さくなっていきます。
まるで親のように女の子の一生を見守るロウソクのお話。絵がロウソクの火に照らされたようにぼんやりとしたタッチで、この絵本の雰囲気にとても合ってると思います。
四羽の赤ちゃんからすを育てながらのパン屋さんを営むからすたち。子育てが大変すぎていつしか店がめちゃくちゃになりお客さんの足が遠のいてしまうけれど・・・赤ちゃんたちはずっと元気。成長してからは家族でパン屋を立て直し、切り盛りしていくお話。
からすの家族がパン屋さんをする絵本。変わった面白い形のパンがページいっぱいにたくさん描かれていて目に楽しい。四羽の赤ちゃんからすがカラフルで可愛い。
に~っこり、という言葉がぴったりの素晴らしい笑顔がページいっぱいに描かれています。ストーリーはないですが、子どもも、読んであげる大人も楽しい一冊。
優しい気持ちで読むことができます。赤ちゃんの好きなものを前にした時のとびきりの笑顔の素晴らしさがよく分かります。
ご紹介した絵本が載ってるサイトではサイトに会員登録すれば試し読みもできます。
色々紹介しましたがどれも違った面白さがあります。
絵本を色々見てみるとどの絵本も子どもの視点に立って描こうとし
作者の立場に立って考えてみたのですが、教訓として描きたいけど絵本としての楽しさも忘れてはいけない、このバランスが難しそうだと思いました。
相手の立場に立って面白いか考える、難しいけど大切なことだと思います。
普段考えないようなこと、見過ごしていることが描かれていて衝撃
発見は作品づくりのヒントになるのでは?