ポンキッキーズ放送終了です
ポンキッキーズもついに終わってしまうらしいです。
「え?ポンキ終わるらしいよ!?」
奇しくも、その日、東京から
私がポンキッキーズの編集アシスタントを引き継いだ前職の同期と後輩が
京都に遊びに来ていて、一緒にニュースを知ることになりました。
「ポンキッキーズってまだやってたんや!」と
言われることも少なくなかったので、
いつか終わってしまうような気もしていたし、
だけど、このままずっと続いていくような気もしていたし。
少し寂しく思うのは、4月以降に生まれてくる子ども達は
もう、ポンキッキーズを知らない世代になるんだなぁということです。
自分の幼少期、ポンキッキーズを見ていて
幼稚園のお迎えのバスの時間が近づくと、いつも流れる曲がありました。
その曲が流れると、幼いながら憂鬱な気持ちになるので
当時は嫌いだったんですが、大人になっても印象だけはずっと覚えていて
あの曲なんだったっけ?画面に恐竜のがいたような気がするなぁ
思い出したいなぁ~と思っているうちに
気づいたら、ポンキッキーズの編集の仕事に関わっていました。
結局、仕事を辞める直前に、その曲に再び出会うことができ、
こういう巡り合わせもあるんだなぁと、しみじみ思ったような気がします。
その曲が、これです。絶妙はハーモニーが頭から離れません。
ポンキッキーズ メロディ「ごあいさつのうた」
うた:アルフィー、池田典代
ポンキッキーズは、どちらかというと
親と一緒に見ないと小さい子には理解が難しい
論語やことば遊びなどのコーナーも多かったので
親が忙しかったり、共働きだったりすると
一人で見て理解できるような番組には、勝てないのかなぁとも思ったりします。。
世知辛い世の中ですね。
私にとってポンキッキーズは、ただの子ども番組ではなく
色んなことを教わり、とても貴重な体験をたくさんさせてもらえた番組でした。
何より、一分一秒を争う殺伐とした状態で編集している番組も多い中
イタズラしたり、爆笑したり、生意気に意見したり、自分らしさを失わずに
自由に働かせてもらえた、本当に感謝の言葉しかない特別な番組でした。
長い歴史の中で、短い間でしたが、
ポンキファミリーとして働けたことは、一生の誇りです。
ありがとうございました。
(txt:ゆり)