年越し参拝してみませんか
今年も残りわずか、新年までもうすぐそこです。
家族と過ごしたり友達と集まったり、
年越しにもいろんな過ごし方がありますが、神社やお寺で新年を迎えてみるのはいかがですか?
なんだか渋い過ごし方に思えますが、実は楽しめる要素も多いのです。
甘酒・お餅・年越しそばなどのふるまいがあったり、
神楽や獅子舞奉納など神事が見れたり、除夜の鐘つきが出来るところも。
各地の神社・お寺が、新年を祝う特別な日には、いつもとは違う表情を見せてくれます。
そういう意味では、東大寺の年越しはインパクトがありました。
東大寺の大仏殿は大晦日の夜から元旦の朝の間だけ
観相窓という大仏さまの顔の部分の窓が開かれるのですが、
この窓が開けれるのは一年のうち元旦と、8月の万灯供養会という行事のみだそう。
仏像の表情は見る位置や角度によって違うらしいので
この窓から拝む大仏さまの表情は、年に2回のタイミングでしか見られないものということになります。
年明けとともに門が開いて、窓から大仏さまが見える瞬間は感動ものです…!
普段見られない特別なものを見られるって、
それだけでも心があらたまるような気分になります。
このほかにも各所で年越し参拝ならではの催しが行われています。
ぜひお出かけして新しい年を迎えてみてはいかがでしょうか。
(text:iwa)