イラストレーター 安西水丸展
シンプル且つゆるい画風で長年活躍したイラストレーター
故・安西水丸さんの展示が京都で開催されます。
1970年代より漫画、絵本、小説やエッセイの執筆、翻訳など、
枠にとらわれることのない多様な活動をしてきた安西水丸。
特に有名なのが、小説家・村上春樹との名コンビ作品。
村上春樹とは作家になる以前からの友人で、
小説やエッセイ、絵本など数多くの共作に取り組んできました。
村上春樹が文を書き、安西が挿絵を描く。
長きにわたり親交のあった二人だからこそ出せる世界観が
ファンを魅了させました。
彼の作品は画面の要素をできる限り削ぎ落としながらも、
柔らかくユーモアに溢れ、ときに優しく、ときに鋭い。
この展覧会では、イラストレーターであることの誇りを持ち続けた安西の、
「小さい頃よりずっと絵を描くことが好きだった」と語る
幼少期から晩年に至るまでの足跡を、
約600点のイラストレーション作品を軸に辿っていきます。
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2016年 6月17日(金)〜7月10日(日)
美術館「えき」KYOTO
(ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)
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