【こけコレ】 もう見ましたか?
ただいま情報館2Fカウンター前では、【こけコレ】と題して、東北のこけしたち100体以上を展示しています。
こけしは、みちのくの風土に育くまれた可憐な人形です。都会の知識人に「発見」されてからおよそ100年。今、第3次こけしブームがきているといわれています。
江戸時代の後期、東北の温泉地で湯治(とうじ)客を相手に、近在の木地師(きじし)(ロクロを使う木工職人)が、幼い女の子の遊び友達として作ったおもちゃが、どうして今も私達の心をとらえ続けるのでしょう。時代や地域を越えたこけしの魅力とは何でしょうか。
今回は戦後の第2次ブームの頃のこけしを中心に集めてみました。当時は明治生まれのベテラン工人も健在で、こけし界は百花繚乱の観を呈していました。
「こけコレ」では、そのうち48名の工人(こうじん)さんにしぼって御紹介しています。
↑入り口付近にあるこの用紙と共にこけしたちを見てもらえると、各工人さんたちの個性もわかりやすいと思います!
展示の奥では「こけし総選挙」も行っています。
あなたの一番気に入ったこけしは、どの工人さんのこけしでしょうか?
会期中は何度でも投票OK、最終〆切は、12月17日です。
ぜひお時間のあるときに、じっくりとみちのくの美少女たちを見に来てくださいね。