「Habit is second nature. -習慣は第二の天性-」開催中!
この展覧会は立体造形コースの学生3人によるグループ展で、日々の「習慣」をテーマに展示が行われています。
発想、素材の使い方~まとめ方、空間の作り方などなど・・・要所々々に三人それぞれのセンスやバランスの良さがうかがえます。作風もそれぞれに面白いものがあり、何度見ても楽しめます!
奥のスペースに展示されている佐野礼さんの作品「立てること」。
作品の上部には、何かチクチク細い緑の棒がたくさん立っていて・・・そばを通ると、ほんのり癒される良い香りが!!
このものすごい本数のチクチクは、実は「お線香」、なんと1万6千本ほどたっていると聞いて、その事実にもびっくり。
このお線香、佐野さんの小さい頃からの習慣と深く結びつくもの。そして、グリーンでまとめられた外観も、佐野さんの生活されてきた身近な風景と結びついているとのこと。
お線香でこれだけ生命力の感じられる作品に仕上げられるところがすごい!
手前奥の柱向こうのスペースには、猪子大地くんの作品「家族へ」「花束のためのドローイング」が展示されています。
幻想的なこの空間には、布に描かれた細長いドローイング作品、向かいには生花の花束が5つ吊るされています。展示から一週間ほどたちましたが、花束は徐々に姿を変えてきております。最終日には、どんな姿になっているのでしょうか!?
奥の小部屋に展示されている人口芝を使用された作品「どうぞ、お座りください」は小澤友絵さんの作品。
人工芝と段ボール箱の作品。人工的に作られた既製品が組み合わされ、均一に並ぶ不思議な空間。よく見ると向こうの人工芝の上にかわいらしい動物が!
手前スペース壁面の作品「そばに」も小澤さんの作品。よく見ると、卵の殻、しじみの貝殻、たまねぎの皮、えびのしっぽ、らっかせい、魚の骨・・・・色々なものが、標本の様に展示されています。本来、生ゴミとしてくくられるものなのに、良い匂い。
どちらも、素材自体の姿や印象を越えて、なんだかほのぼの感が感じられる作品にまとまっているところが不思議です。
会期は来週10/29(火)までです。
ぜひ足をお運び下さい!
最後にギャラリーフロールからお知らせをさせて下さい。
ギャラリーフロール「学生アルバイトの募集」のお知らせ
只今、ギャラリーフロールにて企画展等大学主催の展覧会の会場受付・監視業務をしていただける学生アルバイトの方を募集しております。
■応募資格:京都精華大学の現1、2、3年生、現大学院1年生、大学院に進学予定の4年生の方で来年2014年度も継続して働ける方
■勤務時間:<午前>11:00~14:30 <午後>14:30~18:00
■時給:大学規定による
□申し込み希望者は明窓館ギャラリーフロールと、情報館ギャラリー2Fカウンターにて応募用紙を設置しておりますので、必要事項をご記入の上、情報館2Fギャラリーカウンターまでご提出下さい。
※明窓館ギャラリーフロールでは、開館中に応募用紙の配布のみを行っております。提出は、情報館2Fギャラリーカウンターになりますのでご注意下さい。
□提出締め切り:2013年 10月24日 (木 ) 18時まで
□質問対応時間:【情報館2F ギャラリーカウンター】
平日 (月~金)9:30~18:00
□書類選考後、担当者よりご連絡させていただきます。
●お問い合わせ:情報館課博物館部門ギャラリーフロール担当
Tel:075-702-5291 e-mail: fleur*kyoto-seika.ac.jp (*を@に変えてください)
場所:情報館2F ギャラリーカウンター
fleur