光村ライブラリー

何か紹介できる資料はないかしら~と、
書架をぷらぷらしていたら目に留まったシリーズ。
『光村ライブラリー』    

中の一冊を手に取って、パラパラめくってみると・・・
「あっ懐かしーい!」と声を上げてしまいました。
(もちろん、心の中で)

小さな黒い犬が赤いふちどりのある青い洋服を着せてもらう。
けれど犬は素敵な服が窮屈でいや!
なので、うさぎの赤ちゃんにプレゼントする‥
   

要約してしまうと上記のようなお話しなんですけど、
「小学3年生のとき教科書に載っていたお話だ!」と、
今まで思い出しもしなかったのに、小さな黒い犬の挿絵を見た瞬間、
教室で朗読されてた感じとか、教科書のページの質感とか・・が、
いっぺんによみがえってきました。

この光村ライブラリーのシリーズは昭和46年度から平成12年度までの
定評のあった、国語教科書のお話を、挿絵もそのままで児童書にした
シリーズなんです。
(成る程、うちの小学校は光村図書だったのね。と初めて知った次第です。)

他にもこの作品はあの作家さんだったのか!とか、教科書のために
書き下ろしてあるのか!とか挿絵がかわいい‥とか、当時は気にも留めなかった所で
納得したり感心したり、何より大人になった今読んでも、当時と全く同じ読後感を
もったり、気付かなかったものを感じたりと、とても充実した気持ちになりました。
 

シリーズは全部で18巻所蔵しています。すらすら読めるサイズと分量なので
1日1冊読むのも良し、1日1話じっくり味わうも良し、です。

◆情報館所蔵◆
909.91||Mi 65||1-18
3F閲覧室 一般図書

記事で取り上げたお話は「小さな犬の小さな青い服」というタイトルで
第9巻の『手ぶくろを買いに : ほか』に収録されています♪

(text:図書: びよ)
 


    fromKYOTO

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