地下鉄のザジ

なんといったらいいのでしょう。                              

とても不思議な映画です。

理解しようとして何度見ても、やっぱりよくわからない!

でも一度見たら記憶に焼きついてしまって後々まで印象に残ること

請け合い。

当時のフランス映画の流れ、「ヌーヴェルヴァーグ」の先駆けとなった作品

だそうです。

きっと、感性で見る映画なのでしょう。

監督はルイ・マル。

『死刑台のエレベーター』という有名な映画を手がけた監督です。

『さよなら、子供たち Au revoir,les enfants』というヴェネツィア国際映画祭

金獅子賞を受賞した作品もこの監督の映画。

これもとても素晴しい映画です。

ところで、この『地下鉄のザジ』。

撮影の舞台となっているのは花の都パリ。

由緒ある古い建物や橋がとても効果的に使われています。

またザジのおじさんに当たるガブリエルがエッフェル塔に上って、

詩を朗々と語るシーンは、フランス映画ならではの「華」を感じます。

おすすめの一作です。

【情報館所蔵】

     『地下鉄のザジ』1F 視聴覚資料 778.23 Z1 DVD

  『さよなら、子供たち Au revoir,les enfants』1F 視聴覚資料  778.23 R29 DVD                                                                                           

(text:Bach憧憬)
 


    fromKYOTO

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