タムくんのLR展に行ってきました

  楽しみに楽しみにしていたマンガミュージアムのイベント『タムくん×細野晴臣さん=音とアニメ』に行ってきました。

 
 
 
タムくんについては、IKKIのブランコを読んでいるくらいで、アニメーションを見るのは初めてだったのですが、これが、なんというか、陳腐な言葉で言うと、泣けました。
 
まず、女の子がめちゃめちゃかわいい。泣いていても、笑っていても、ただそこにたたずんでいても、かわいい。とにかくかわいい。これは、タムくんが女の子という存在を愛しているからなんじゃないかと私は思うのです。
 
それが一番に感じたことなんですが、愛することとか、生きていくこととか、人とのつながりとか、そこにも彼の愛を存分に感じました。きっと、そういうことが根本にあるから、彼の作品には愛があふれてるんだと思います。
 
谷川さんや細野さんはそこに未来を感じているんじゃないでしょうか。
 
さっきから、『愛』『愛』言うてますが、やっぱり、『愛』ですよ。人を幸せにする表現活動というのは。表現する対象への愛と、表現その物に対する愛です。
 
 
 
タイトルが『タムくん×細野さん』ですから、もちろん細野さんも来ていたのですが、びっくりゲストで内橋さんも一緒でした。アルタードステイツで造形大に来てましたものね。
 
イベントでは細野さんが自分の曲を歌ったり、タムくんの曲にみんなで音楽をつけたり、という内容でした。
 
正直、はじめは、「初めて見るアニメーションに即興で音をつけたところで、それが作品としてどれだけお客さんに感動してもらえるものになるのかなあ」と思っていたのですが、そんな心配はいりませんでした。考えてみれば、内橋さんは即興畑のプロ中のプロの方ですものね。もう、絶妙でした。
 
家に帰ってからタムくんのアニメ動画を何点か見たのですが、会場で見たのと同じものを見ても、受ける感動は全然違いました。ただ『見る』と言っても、そのときの音や音の響き、場所の空気でこんなにも感じ方が変わるんですね。おもしろいなと思いました。
 
 
 
※タムくんの作品は情報館に所蔵がありませんが、『ブランコ』が連載されているIKKI(小学館)は読むことができます。ちょっとアバンギャルドですが、是非読んでみてください!
 
 
 
(text:図書:meganet)

    fromKYOTO

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