『自分の小さな「箱」から脱出する方法』
俺はこんなにバリバリ働いているのに、何で周りは非協力的なんだ!そう思っているあなた。1度この本を読んでみましょう。
この本に登場するトムは、社内で有名なカリスマ上司バドに呼び出され、こう言われる。
「君には問題がある。」
こんなことをいきなり言われたら誰だってショックでその場を立ち去りたくなると思うのだが、その後の物語をトムと一緒に読み進めるうちに、読者の悩みも解決するようにこの本は書かれている。
ただ、この本を手に取る人はすでに箱から出るきっかけを求めている人だと思うのだ。そう考えると、全く気がついていない人が読んだ時にどのぐらい効果があるのか少し疑問であり、興味がある。
私はこの本を読んですっきりした。気持ちが明るくなった。
だからこそ私は、この本をあの人に読ませたい…。
『自分の小さな「箱」から脱出する方法』
アービンジャー インスティチュート著 大和書房 2006年
(Text:Booktree)