『System』 Seal
忘れた頃に“Seal” ! グラミーにもノミネートされちゃったりしてさ
90年代初頭、クラブ・ソウルともいうべき独特なサウンドとどこか切ないハスキーヴォイスで大ヒットを連発したSeal。
2003年には約5年のブランクを経て、一度完成したものを納得ができずにゼロから作り直したという4thアルバムを発表、高評価を得た。-それからさらに4年。精神論的要素の強かった前作とは打って変わってダンサブルな仕上がりとなった本作。それもそのはず、プロデューサーはなんとあのスチュワート・プライス!(マドンナの『コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア』を手掛けた人)ミスマッチなようでベストマッチなこの組み合わせ、さすがにマドンナの作品と比べると地味だが、落ち着いた大人な雰囲気ぷんぷん!
新境地を開拓したんじゃないでしょうか、このオットセイ。
1stのジャケット。sealという名前とこのジャケット、すんごい気になりません? 思わず手に取りました、、94年の夏。。。
(text:Hh)