工場萌えの人、いませんか?
実は、、黙ってたけど、、、工場に萌えるんです!
こんなことを言うと環境社会学科の人たちに怒られてしまうかもしれないが、工場を見るとわくわくしてしまう。もちろん、工場が排出するものとかにではなく、工場という建造物に萌えてしまうのだ。
銀色をベースとしたボディ、そこから生える得体のしれないパイプたち、突端から時折噴出する炎・・・。よく見るとそこかしこが錆付いているし、ごちゃごちゃとしているのだが、なぜか美しい。なんというフォルム!
なんでこんな雑然とした造りなのか?あんなにたくさんのパイプが本当に必要なのか?見れば見るほど不思議なモノに思えてくる。
工業地帯で見られる工場たちは決して新しいものではないのに、どこか近未来的な印象を受けてしまう。特に夜の闇の中に浮かび上がる工場は巨大な生き物のようで、恐ろしさと美しさを兼ね備えたなんとも形容し難い造形美を見せてくれるのだ。
お薦めは泉佐野市の工場地域。薄緑色の常夜灯と炎が工場を幻想的に浮かび上がらせます。あまり近くで見るよりも阪神湾岸線などから流れる景色を見つめる方がきれいかも。近場だと京阪中書島駅横にある工場も規模は小さいけど、なかなか!
本
『工場萌え』
大山顕著,石井哲写真 東京書籍 2007.3 9784487801633
『工場地帯・コンビナート(背景ビジュアル資料 1)』
かさこ著 グラフィック社 2007.8 9784766118209
DVD
『工場萌えな日々』vol.1,vol.2
監督・管理人:石井哲 エースデュースエンタテインメント
『工場幻想曲』vol.1,vol.2
BGV 日本メディアサプライ
(text:Hh)