原風景、音の交差点:マルチメディア講演会
日時:2002年4月23日(火)17:00〜18:30
会場:京都精華大学情報館1階AVホール
入場無料・申込不要
講演要旨
幼いころに見、聴き、親しんだ原風景に、ちょっと近付いてみる。その案内役は、ふたりのピアノ・プレーヤーである。一人は京都御所近くに生まれ育った『新谷キヨシ』。
もうひとりは、京都の端っこ丹後半島に生家を持つ小松正史。
それぞれの場所の映像を映しながらピアノに向かい、「風景の見える音楽」を奏でる。そしてふたりが持つクリエイティブの源泉を、対談の中、素手で探り出したい。
プロフィール
新谷 キヨシ(しんたに きよし)
1964年、京都市上京区に生まれる。3歳にして作詞、作曲を行う。京都産業大学入学後、キーボード奏者として様々なジャンルのバンド活動を始める。就職後、アコースティックユニット『WILKINSON BROTHERS』を結成し、風景の見える音楽を展開する。おりがみ作家としての顔も持つ。1995年、サキタハヂメと『はじめにきよし』を結成、2枚のアルバムをリリース。NHK『上方演芸ホール』オープニング曲、SHARPやNTT西日本などのCM曲を担当する。『はじめにきよし』の3rdアルバムを本年5月リリース予定。
『はじめにきよし』ホームページはこちら:http://www.hajikiyo.com
小松 正史(こまつ まさふみ)
1971年、京都府宮津市に生まれる。大阪大学大学院を修了し、博士(工学)を取得。景観工学、環境心理学、観光学、サウンドスケープの研究に携わる一方、サウンドスケープのCD制作や番組プロデュース、ピアノ即興演奏、映像音楽制作、各種パフォーマーとのコラボレーション、サウンドインスタレーション作品の制作を行う。CD作品に『いーね -伊根浦からのメッセージ』、著書に『小さな音風景へ』などがある。ピアノ即興演奏を収録したソロアルバムを本年夏にリリース予定。
小松正史ホームページ『猫松カワラ版』はこちら:http://www.mm-m.ne.jp/komatsu/index.html