21世紀の建築・都市とマルチメディア:マルチメディア講演会
講演:五十嵐 太郎(建築史家・建築評論家)
日時:2000年4月27日(木)15:00〜16:30
会場:京都精華大学情報館 1階AVホール
日時:2000年4月27日(木)15:00〜16:30
会場:京都精華大学情報館 1階AVホール
入場無料・予約不要
講演要旨
情報化は建築・都市をいかに変えるか。1990年代に入り、幾つかの動向が現れましたが、まずそれを概観したいと思います。また、そのメディアにおける表象にも一瞥を与えつつ、私が建築・映像・音楽に対し、横断的な批評を試みた経緯をお話します。そして同世代の建築家たちとネット上で展開している architect' cafe cybermetric(サイバーメトリック)の活動を紹介します。
プロフィール
五十嵐 太郎(いがらし・たろう)
1967年、パリ生まれ。1992年東京大学大学院修士課程修了。
2000年3月博士(工学)を取得。東京理科大学、明治学院大学、芝浦工業大学非常勤講師。編著に『Readings:1 建築の書物/都市の書物』や『20世紀建築研究』など。共著に『エヴァンゲリオン・スタイル』や『デジタル小津安二郎』など。主な論文に「ゴシックとノートルダム楽派」や「新宗教の空間、その理念と実践」など。『10+1』と『武蔵野美術』にて連載中。ICCの『都市』や『マルチメディア社会と変容する文化3』にも参加。
日々の活動とアーカイブをhttp://www.cybermetric.orgにて掲載。