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映画

ALWAYS 三丁目の夕日

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AMAZON: ALWAYS 三丁目の夕日

昭和30年代について語りたい

映画『ALWAYS 三丁目の夕日』は昭和30年代が時代設定となっている。
原作は西岸良平氏の『三丁目の夕日(夕焼けの詩)』(ビッグコミック
オリジナル)。
私が「子ども」と呼ばれた時代を過ごしたのも昭和30年代。『三丁目…』の映画に登場するこどもたちより少し下の世代だが、乗り物や街の風景、そして遊び道具などは自分の子ども時代を彷彿とさせる。

経済白書「もはや戦後ではない」で始まったとされる昭和30年代。
保守合同と左右社会党統一の55年体制の始まり、力道山の勇姿に
親子ともども大興奮し、皇太子の御成婚があり、
テレビが一般家庭に普及し始め、安保闘争があり(無邪気な
子どもの間で「安保!反対!」という安保遊びがはやる)、
東京タワーが建ち、相撲では栃・若と柏・鵬が、野球では
長島と王が大活躍し、裕次郎がスターとなり、モスラやゴジラの
怪獣ブームが起き、ロカビリーや和製アメリカンポップスが大ヒットし、
テレビを観てはひょこりひょうたん島やポパイ、月光仮面にくぎ付けとなり、
フラフープとだっこちゃんが子どもの間で大流行し、昭和38年は全国的に
大雪に見舞われ(サンパチ豪雪)、昭和39年には東海道新幹線が開業。
念願の東京オリンピックも開催された。
一方で、浅沼社会党委員長暗殺や、吉展ちゃん事件、ケネディー大統領暗殺
という暗い事件もあったが、そんな昭和30年代が懐かしかったかと言われる
と、やはり懐かしい、という思いが強い。
そんな私に、だれだって子どもの頃は懐かしいもんだ、という、ひとり分の
自分しか生きられない人間には、反論のしようのない反論がある。

服は継ぎ当てが当たり前、耳や手足は霜焼けだらけ(栄養が悪かったせい?)、
親は小遣いなんかくれないし(親にもそんな余裕がなかった)、
家は木造平屋で隙間だらけだったし、寒くても暖房は七輪を入れた掘り炬燵だけ
だったし、暑くたってもちろんクーラーなんてなかったし、自動車などはお金持ち
だけの持ち物だったし、テレビは白黒で画面はせいぜい14型、バナナとチョコ
レートは遠足の時しか食べられなかったし、あったのはだれの土地かわからない
空き地と野原と池と川。
そこで遊びを工夫するしかほかに手がなかった。

戦後の混沌さから完全には抜け出せないでいたがゆえに、何が起きるか、
何があるのか、だれのものなのか、わからない、そうしたはっきりとはしない
面白さ。
貧しかったけれど、情報伝達手段も少なかったけれど、私はそこに昭和30年代の
懐かしさを感じる。

(text:bach憧憬)

 

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