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映画

原節子-永遠の処女・原節子-

原節子-永遠の処女・原節子-

AMAZON: 原節子-永遠の処女・原節子-

情是さん、ほんとに好きなのは、、原節子なんですっ!

伝説の女優・原節子。
1935年から1962年にかけて100本以上の映画に出演。戦前はかわいさ先行のアイドル、戦中はプロパガンダ作品のアイコン的存在として活躍したが、戦後になると「女優」として大きく飛躍する。小津安二郎、黒澤明、成瀬巳喜男、木下恵介、今井正など日本を代表する監督たちに愛され、生来の気高い美貌に演技力も加わって、一時代を築き上げる。特に小津安二郎作品には欠かせない女優として、『東京物語』『晩春』『麦秋』など映画史上に残る名作に主演、世界的にも高い評価を受けた。しかし、1962年『忠臣蔵』への出演を最後に引退表明すらすることなく、映画界から静かに身を引く。その後は公の場に姿を現すこともなく(翌年、小津監督の葬儀に参列したのが最後)、鎌倉の甥のもとで隠遁生活を送っているとされる。その卓越した美貌と輝かしい実績、引際の潔さからいつしか彼女は伝説の女優と呼ばれるようになる。

“伝説の女優”という言葉と同様に、原節子に対する常套句として用いられるのが“永遠の処女”だ。本当にそうだったかどうかは別にして、彼女の持つ穢れのない品性に満ちた美しさと、若かりし頃に演じた役柄のイメージ、さらには小津安二郎との深い繋がりが加わって、そのように言われている。
何度となく恋愛関係が取り沙汰された原節子と小津安二郎だが、二人が結ばれることはなく、原も小津も生涯独身を通す。そして、原節子が最後の映画出演をした翌年、奇しくも小津安二郎は永眠し、日本映画界の黄金期を支えた二人は、ほぼ同時に姿を消してしまう。二人がどのような関係だったのか、本当のところはわからない。だが、こうしたドラマチックな二人の終焉が、原節子を“永遠の処女”と言わしめるのだろう。

原節子といえば、小津作品-。これは切っても切れないものかもしれないが、個人的には黒澤作品の原節子をお薦めしたい。と、いっても2作品しかないのだが(『わが青春に悔いなし』と『白痴』)、黒澤監督の描く彼女は小津作品や『青い山脈』などを観た直後だと非常に衝撃的だ。穏やかで優しい笑顔のイメージが強いだけに、露骨な感情表現をされると驚いてしまう。「こんなの原節子じゃない!」と思う人も多いかもしれないが、その役がはまっているだけに「これも原節子か・・・」と認めざるをえない。もう、ほんと、ここまで激烈な演技をされると目が離せなくなって、ストーリーなんかぶっ飛んでしまう。まさに鬼の形相、もとがキレイなだけに怒ったときの迫力はものすごい。普段あまり見ることのできないカッコいい原節子が堪能できる黒澤作品、ぜひ観てくださ〜い。
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『永遠のマドンナ原節子のすべて 』 
佐藤忠男監修 1986.5 4879700436
(情報館所蔵:778.21||H 31 3階 一般)

『原節子永遠の処女伝説』 
本地陽彦著 愛育社 2006.6 4750002658
(情報館所蔵:778.21||H 31 3階 一般)

(text:Hh)

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